肩鎖関節捻挫・脱臼


肩鎖関節とは、肩甲骨と鎖骨が接している関節を称します。

発生機序としては、ラグビーやサッカーなどで転倒した際に肩を打ちつけた際に発生する事が大半です。

その場合、靭帯・関節の炎症を「捻挫」

靭帯の部分断裂、関節がずれた状態が「亜脱臼」、

完全に靭帯が切れ、関節が外れた状態が「脱臼」となります。

 

症状

関節を押した際の痛みや、動かした際(特に横から手を挙げる)の痛みが強く出ます。

完全脱臼している場合は鎖骨の外端が浮き上がり、指で上から押すと下がり離すと戻る様な症状(ピアノキー症状)が現れます。

 

治療

当院では捻挫の場合、初期は炎症を抑えるため鍼治療や超音波治療を行い、その後、肩関節の可動域を改善するため「肩コンディショニング」を行い、処置としてテーピング、三角巾、固定装具などで固定します。

固定期間は程度にもよりますが、捻挫で1~2週間

亜脱臼の場合は3~4週間

脱臼の場合は1~2ヶ月になります。

炎症が取れ次第、肩関節周囲の筋肉のリハビリトレーニングを行っていきます。

 

予後

完全脱臼の場合は固定をしていても多少、階段状変形(鎖骨が浮き上がった状態)が残る場合があります。

その場合でも、機能的には問題なくスポーツ復帰を行うことができます。

 

・受傷後痛みが軽減し次第、関節硬縮の防止や肩関節周囲の筋肉委縮の改善の為、

日常生活やスポーツ復帰に向けて積極的にリハビリを行うことが非常に大事になります。